ODのライブなリアル感触(小学校編) [ODさんといっしょ]
この春に三男坊が卒業した小学校の、私はPTA会長を務めていたのですが、
子どもが全員小学校から出荷されたというのに、「顧問」という役を与えられ私だけ留年。
今日は、その小学校の学校運営協議会という会議に参加してきたのですよ。
前半は1・2年生の授業参観。
授業中、子どもたちも先生もずっとマスクを付けっぱなしです。
今や「対策を徹底している」と称賛されるこの光景は、ひと昔前なら異様に映ったはず。
常にマスクを付けているという、ちょっとの不自由を当たり前の日常に変えてしまう。
子どもたちの順応性に驚くとともに、先生方のこの数カ月のご苦労をとても強く感じました。
でも、自分の子のときも含めて低学年の子たちの授業参観をずっと続けていて思うことは、
何だか今年の子どもたちは少し集中力が足りない、気がする。
席を立つ子、手を動かせていない子、視線がキョロキョロと定まらない子、みたいなのが
去年までに比べてちょっと目立つように思えました。
みんなマスクをしていて、お友だちや先生の表情を全部見ることができないから
子どもたちの中でどうしてもどこか落ち着かなく感じてしまうものがあるのかしら。
後半は、地域の方々から任命された協議会委員の皆さんと校長先生との意見交換会。
コロナ対策に試行錯誤しながら子どもたちに向き合う学校の取り組みを評価する声、
教育現場に対する地域住民としての質疑応答など、意見が交わされる場です。
私も一人の委員として、そして我が子がコロナ禍の影響を受けたっぽい親として、
率直な質問をしてみました。
「コロナ禍のストレスから学校に行けなくなっている子どもはどのくらいいるの?」
校長先生から具体的に「○○人」という数字は示されませんでしたが、
いま私が暮らすこの片田舎の小学校でさえ、中学年・高学年の子たちの中で
三男坊と同じ起立性調節障害を発症したり、似たような自律神経系の症状などにより
学校に毎日通うことが難しくなっている子どもの数は例年より明らかに多い、とのこと。
そして、そうした子どもたちの患う病気については先生方も学んで理解を深め、
子どもたちに対する接し方を工夫したり、保護者に向けてはフリースクールの利用などの
情報提供も積極的に行っている、というお話でした。
「ああ、やっぱりウチの子だけじゃないのな」と少し安堵するとともに、
ちょっと前なら周囲の理解不足から負のスパイラルに陥ってしまうところを
今はだいぶ学校現場での病気に対する認知度が高まってきているんだなぁ、と思いました。
それならば、親の方で「こういう病気があって、自分の子もそうなるかもしれない」と
起立性調節障害という病気の存在と特徴を知ってさえいれば、
学校側と連携して子どもに適切な対応を執ることができる可能性が増えた、という訳で。
もし「ひょっとしてウチの子もそれかも……?」と思い当たる節のある親御さん、
起立性調節障害はそんなに珍しい病気でもないようです。
どうか家庭内で抱え込まずに、まずは病院に、そして学校にご相談を!
子どもが全員小学校から出荷されたというのに、「顧問」という役を与えられ私だけ留年。
今日は、その小学校の学校運営協議会という会議に参加してきたのですよ。
前半は1・2年生の授業参観。
授業中、子どもたちも先生もずっとマスクを付けっぱなしです。
今や「対策を徹底している」と称賛されるこの光景は、ひと昔前なら異様に映ったはず。
常にマスクを付けているという、ちょっとの不自由を当たり前の日常に変えてしまう。
子どもたちの順応性に驚くとともに、先生方のこの数カ月のご苦労をとても強く感じました。
でも、自分の子のときも含めて低学年の子たちの授業参観をずっと続けていて思うことは、
何だか今年の子どもたちは少し集中力が足りない、気がする。
席を立つ子、手を動かせていない子、視線がキョロキョロと定まらない子、みたいなのが
去年までに比べてちょっと目立つように思えました。
みんなマスクをしていて、お友だちや先生の表情を全部見ることができないから
子どもたちの中でどうしてもどこか落ち着かなく感じてしまうものがあるのかしら。
後半は、地域の方々から任命された協議会委員の皆さんと校長先生との意見交換会。
コロナ対策に試行錯誤しながら子どもたちに向き合う学校の取り組みを評価する声、
教育現場に対する地域住民としての質疑応答など、意見が交わされる場です。
私も一人の委員として、そして我が子がコロナ禍の影響を受けたっぽい親として、
率直な質問をしてみました。
「コロナ禍のストレスから学校に行けなくなっている子どもはどのくらいいるの?」
校長先生から具体的に「○○人」という数字は示されませんでしたが、
いま私が暮らすこの片田舎の小学校でさえ、中学年・高学年の子たちの中で
三男坊と同じ起立性調節障害を発症したり、似たような自律神経系の症状などにより
学校に毎日通うことが難しくなっている子どもの数は例年より明らかに多い、とのこと。
そして、そうした子どもたちの患う病気については先生方も学んで理解を深め、
子どもたちに対する接し方を工夫したり、保護者に向けてはフリースクールの利用などの
情報提供も積極的に行っている、というお話でした。
「ああ、やっぱりウチの子だけじゃないのな」と少し安堵するとともに、
ちょっと前なら周囲の理解不足から負のスパイラルに陥ってしまうところを
今はだいぶ学校現場での病気に対する認知度が高まってきているんだなぁ、と思いました。
それならば、親の方で「こういう病気があって、自分の子もそうなるかもしれない」と
起立性調節障害という病気の存在と特徴を知ってさえいれば、
学校側と連携して子どもに適切な対応を執ることができる可能性が増えた、という訳で。
もし「ひょっとしてウチの子もそれかも……?」と思い当たる節のある親御さん、
起立性調節障害はそんなに珍しい病気でもないようです。
どうか家庭内で抱え込まずに、まずは病院に、そして学校にご相談を!
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